ヘアオイルには、スタイリング用とヘアケア用と２種類あるんですよね。
今日は、ヘアオイルの正しい使い方と注意点についてお話しします。
ヘアオイルは髪を保湿し、摩擦や熱から守ってくれる素晴らしいアイテムですが、使い方を間違えると逆に髪を傷めてしまうことがあります。
この記事では、正しいヘアオイルの使い方を詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ヘアオイルの使い方や量は??
ヘアオイルにはスタイリング用とヘアケア用があります。
違いとしては、
ヘアケア用：サラサラしている、髪の毛を乾かすとサラサラの質感になる
スタイリング用：おもためのテクスチャー、髪の毛を乾かしても濡れたような重たさが残る
こんな感じになると思います。
では、そんな２種類のヘアオイルですが量や使い方をご紹介していきます。
適切なヘアオイルの量
ヘアオイルの適量は、髪の長さによって異なります。目安として、
- ショートからミディアムの方は1–2プッシュ
- ミディアムからロングの方は2–3プッシュ
これ以上つけるとつけすぎの可能性があるので注意しましょう。
オイルをつける際のポイント：
- 髪の状態や季節に応じて量を調整する。
乾燥が気になる冬場には少し多めに。
湿気の多い夏場には少なめに。
適量を守ることで、髪を健康に保ち、まとまりのある美しい仕上がりにすることができます。
ヘアオイルの付け方やつけるタイミングと方法
ヘアオイルをつけるベストなタイミングは、お風呂上がりで髪を乾かす前です。
ここでのオイルはヘアケア用のオイルの使い方をご紹介しています。
髪がまだ少し湿っている状態でオイルをつけることで、髪の水分を閉じ込め、保湿効果を高めることができます。
髪の中間から毛先にかけてオイルをつけ、根元にはつけすぎないようにしましょう。
頭皮にオイルをつけると毛穴が詰まる原因になるので避けてくださいね。
オイルを髪全体に均等になじませるための方法
手に伸ばしたオイルを髪の中間から毛先にかけてつけ、手ぐしを通すようにして内側にもつけるようにしましょう。
余ったオイルを表面の根元から5cm離れた部分に軽くなじませましょう。
コームで優しく髪をとかして、全体にオイルを均等になじませてからドライヤーで乾かすと、髪の毛１本１本にもオイルが馴染み、仕上がりがグッと良くなります。
オイルをつける際のポイント
まず少量から始めることをおすすめします。
足りないと感じた場合に少しずつ追加することで、つけすぎを防ぐ効果があります。
髪の状態に応じて適宜オイルの量を調整し、理想的な仕上がりを目指すようにすると良いでしょう。
スタイリング時のヘアオイルの使い方
スタイリングの際にヘアオイルを使う場合のポイント：
- 乾かす前のオイルよりも少なめにするようにして、少しづつ足していくとつけすぎがなくなります。
- 特に自然な仕上がりにしたいときは、毛先や前髪など質感を少し出したい部分だけに薄くつける
- コテやアイロンを使う前に通常のオイルをつけるのは避けるようにしましょう。
- 専用のヒートプロテクトオイルを使うことで、髪へのダメージを防ぐことができます。
コテやアイロンを使用する前の注意点：
- 通常のオイルは高温に弱く、髪を痛める原因となることがあります。
- ヒートプロテクト機能を持つ専用のオイルを使うことで、熱から髪を守りながらスタイルの持ちを良くする効果も期待できます。
ヘアオイルの役割と注意点
ヘアオイルは髪の毛を保湿し、外部の刺激から守ってくれる役割を持っています。ただし、つけすぎてしまうと逆効果になることもあります。
オイルが髪をコーティングしすぎてしまうと、必要な水分や栄養が髪の内部に入りにくくなり、結果として髪が乾燥してパサついてしまいます。
特に、カラーやパーマをする場合、オイルが薬剤を弾いてしまい、うまく効果が出ないこともあります。
オイルをつけすぎると髪が乾きにくく、シャンプーでもなかなか落ちにくくなってしまうんですよね。
酸化したオイルは髪に悪影響を及ぼし、また酸化したオイルが残ると、髪がごわついたり、嫌な匂いの原因となることがあるので、
オイルはしっかりシャンプーで洗い流すことが大切です。
シャンプーのコツ
ヘアオイルを使った日は、シャンプーの方法にも気をつけましょう。
オイルが髪に残ると酸化して嫌な匂いや髪のごわつきの原因になることがあります。
シャンプーを2回行うことをおすすめします。
- 1回目は少量のシャンプーを髪全体に広げて、さっとお湯で洗い流す。
- これにより、髪についたオイルをある程度落とせます。
- 2回目のシャンプーでしっかり泡立てて洗う。
- 髪に残ったオイルや汚れをきれいに落とすことができます。
シャンプーの際のポイント
髪全体にシャンプーをしっかりと行き渡らせる。
指の腹を使って優しく頭皮をマッサージするように洗う。
髪と頭皮の汚れをしっかりと落とし、健康な頭皮環境を維持する。
ヘアオイルの種類と選び方
ヘアオイルにはさまざまな種類があり、成分や用途によって効果が異なります。代表的なヘアオイルの種類と特徴を以下にまとめました。
アルガンオイル
保湿力が高く、乾燥した髪に最適です。
軽いテクスチャーでべたつかず、髪にツヤを与えてくれます。
ココナッツオイル
髪の内部に浸透しやすく、髪を強化してくれる効果があります。
保湿効果が高いため、特にダメージヘアにおすすめです。
ホホバオイル
皮脂に似た成分を持ち、頭皮のバランスを整えてくれる効果があります。
軽い使い心地で、デイリーケアに適しています。
シアオイル
しっとりとした仕上がりで、乾燥が気になる方におすすめです。
スタイリング時にも使いやすく、髪に柔らかさを与えてくれます。
自分の髪質や悩みに合ったオイルを選ぶことで、より効果的なヘアケアが可能になります。また、オイルの香りもリラックス効果を高めるポイントになるので、好みの香りを選ぶのも楽しみの一つです。
まとめ
ヘアオイルは正しく使えば髪を保湿し、美しい仕上がりに導いてくれるアイテムですが、つけすぎたり蓄積させると逆効果です。適量を守り、オイルが髪に残らないようにしっかりとケアすることで、健康でまとまりのある髪を保つことができます。今日のポイントを参考に、正しいヘアオイルの使い方で美しい髪を目指しましょう！
日々のヘアケアに取り入れることで、髪の質感や見た目の美しさが向上することを実感できるはずです。ぜひ、この情報を参考にして、あなたの髪に合った最適なヘアオイルケアを取り入れてみてくださいね。毎日のちょっとしたケアが、美しい髪を作る大きな一歩となります。
