美容師をしていて妊娠したら、働く際のつわりや体調管理はどうすればいいのでしょうか??
あと、実質いつまで働けるのでしょうか??
妊娠中のサロンワークについて、実体験を元にお伝えしていこうと思います!!
美容師が妊娠したら気をつけた方がいいことは??
美容師って何気にカラーカットやパーマなどの施術になると必然的に長時間の施術になってしまうので、体調が悪いと本当にきついですよね。
しかも、休んだ方がいいとわかっていても休みづらい・・・。。
ですが、ここは出産は本当に大変だし、人生の一大イベント!!
つわりは本人じゃないとどのくらい大変なのか分からないので、しっかり自分で伝える方が、周りもわかりやすいと思います。
では、いったい、どんなことが起きると予想されるのでしょうか??
美容師が妊娠したら気をつけること・初期
美容師が妊娠初期に、気をつけることは
- 薬剤の臭い、シャンプーの臭い、お客さんの香水の臭い
- つわり中の予約管理
- 急な体調不良
などではないでしょうか??
臭い問題は妊娠初期によくある症状の一つです。
しかも、臭いやシャンプーの時のお湯の蒸気が無理になってしまうことも。
アシスタントがいるサロンは、シャンプーは代わってもらうなどの対策が必要となってきます。その時間に少しでも、身体を休めることもできますね。
つわり中の予約管理や体調の変化も大変ですよね。
個人的には妊娠初期でも、上司やスタッフには伝えておく方がサポートもしてもらえるので、妊娠したことを伝えてもいいのではと思います。
個人的にも、一緒に働くメンバーには伝えておいてよかったなーと思います。
本当につわりがひどい時は、アシスタントを必ずつけてもらったり、休みをもらったり、
短めのシフトにしてもらうこともありです。
美容師が妊娠したら気をつけること・中期
美容師が妊娠中期に気をつけることは
- 立ちっぱなしに気をつける
- しんどくなったら横になる
- 重い物を持たない
- シフトの調整
妊娠中期になると、臭いや食べ物は大丈夫になっても少しづつ身体が重たくなり、体勢などが大変になってくることが多くなってきます。
カットの時は、できるだけカットチェアに座り立ちっぱなしにならないような工夫も必要となってきます。
でも、どうしても立ち仕事が多いためお腹が張りやすくなってしまうので、お腹が張ってしまう時はドライの時間だけでもいいので少し横になったり、座ったりリラックスするようにしてください。
あとは、重い物をもったりすることも気をつけてください。
掃除などでセット椅子を動かしたり、お店の外看板をもったり、お腹にどうしても力がかかってしまうような動作は避けるようにしてください。
妊娠中期くらいから、シフトを少し減らすのもおすすめ。
悪阻が落ち着いて、安定期に入り気持ち的には大丈夫でも、身体を使いすぎるのはNG!!
お客様の予約の合間に休憩時間を入れたり、勤務時間を減らしてもらったり、身体がひめいを上げる前に休むことが大事です!!
美容師が妊娠したら気をつけること・後期
妊娠後期になってくると、そろそろ産休の準備が必要です。
お客様に産休に入ることを伝えて、SNSなどでもお知らせなどをしていくことが大事です。
休みの間の引継ぎも、しっかり行う必要があります。
あとは、しゃがんだりの体勢も大変になってくるので、お腹を圧迫させてしまうようなことも避けるようにしてくださいね!!
立ち仕事の妊婦さんは、お腹が下がりやすい方も多いので、骨盤ベルトなどもしっかり活用していくと腰痛なども緩和できます!!
|
美容師が妊娠したら、産休・育休はどの程度??
産休とは、出産前出産後のお休みのことですが、正確には出産予定日6週間前から出産して最大限8週間のことをさすと言われています。
これは、正社員、パート、派遣のスタッフでも雇用形態に関係なく取得が可能です。
育休とは、会社に伝えることにより子供が1歳になるまでの間育児のために休業できます。
産休は正社員、パート、派遣スタッフでも取得できますが、育休は条件がいくつかあるので注意が必要です!!
- 同じ事業所に引き続き1年以上雇用されている
- 子供の1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる
- 子供の2歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新することが明らかでない
なので、同じ美容室で1年以上働いて、子供が1歳になったあとも働く予定の方ということになります。
産休も例外があり、産後6週間を過ぎて本人の希望と医師の許可があれば仕事に復帰することも可能です。
美容師が妊娠するともらえる給付金はどんな種類があるの??
美容師で産休、育休の間は収入がどうなるのか心配になる方も多いのではないでしょうか??
こればかりは所属しているサロンによると思いますが、加入している健康保険や雇用保険から、出産や育児支援のために受け取ることができる給付金などがありますよ〜!!
出産育児一時金
加入している健康保険から、子供一人につき出産時に42万円支給されます。(双子ちゃんの場合は84万円)
国民保険の場合は、各自治体から。
社会保険の場合は、その健康保険組合から支給されます。
私の時はまだ国民健康保険だったので、自治体から直接産婦人科に振り込まれるシステムで、出産にかかった費用から42万円引いて、残りのお金を退院時に支払った感じです!!
出産に42万円かからなかった方は、差額が戻ってきます。
出産手当金
出産に伴う休業をカバーするために、支給される『出産手当金』
対象期間は、出産前42日間と出産した日の翌日から56日間まで。
支給金額は、日給2/3×産休日数で計算できます。
ただし、これは非扶養者である場合と、社会保険加入の場合なので
国民健康保険の場合は受け取ることはできないのでご注意ください。
育児休業給付金
もし雇用保険に加入していれば、育児休業した場合に支給される給付金もあります。
これは、育休を取得している期間が対象期間です。
支給金額は、休業開始時の給料の日額×支給日数×67%(育休日数が6ヶ月を超えると50%)になる計算方法です。
給付金や一時金はいつ支払われるの??
支給予定日などはこちらのサイトで確認することもできます。
出産予定日や給料を入力するだけで、簡単にシュミレーションできるので気になる方はやってみてください!!
美容師が妊娠したらどうする??産休育休中の給付金のまとめ
美容師が妊娠すると、意外と気をつけなければならないことが多くなってきますよね。
初期、中期、後期でいろいろ大変なことが変わってきますが、臨機応変に対応して、この時ばかりは会社やスタッフにも協力してもらい、まずは赤ちゃんを守ることに専念してくださいね^^
お腹の赤ちゃんの様子を感じ取って、守ってあげられるのはママだけなので。
産まれてきたら、めちゃくちゃ可愛いし、
逆に仕事を復帰する時には、その時間がリフレッシュの時間になったり、仕事を頑張る気力になったりするのは、今までとは違ったマインドで頑張れている気がします!!
妊婦美容師さん、身体を大事にすることが一番なので、頑張って乗り切りましょう!!